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電着塗装法

塗装と同様に、対象物を環境から保護する目的に使用される処理として“メッキ”が思い浮かびますが、「電着法」と呼ばれている塗装法も、電気化学反応を応用した点で同様の処理と言えます。しいて違いを挙げるとすれば、メッキが金属を対象物に「析出」させるのに対し、電着法は主に樹脂(アクリル樹脂やエポキシ樹脂等)を付着させるところにあります。電着法は、設備が必要なため一般の人が目にする機会はありませんが、自動車製造ラインに不可欠な工業塗装として重要な地位を占めています。発端は、アメリカの自動車製造に開発された“アニオン電着法”ですが、その後一気に広まっていきました。ですが、溶剤を多く使用している為、環境には良くない方法と言えます。

工業製品塗装の下地処理

金属材料からなる工業製品では、下地処理選定において、建設機械などの厚板部材は、「ブラスト処理」が多いものの、一般的には「リン酸亜鉛処理」が主流になっています。

とはいえ、廃水規制から、「ジルコニウム処理」の使用を検討に入れる必要が出てくる場合もあります。過去に多く使われていたリン酸鉄処理は、一時防錆的なもので、塗膜性能の向上にはつながらないと考えておくべきでしょう。現時点の塗装仕様では、「エポキシ電着」の上に「ポリウレタン樹脂塗料」するか、「ポリエステルメラミン樹脂焼付塗料」の上塗塗料を使用するのが高級仕様とされています。

また、上塗塗料を粉体塗料に変えると高級かつ環境対応にも優れた理想的な塗装仕様となります。工業製品に使用される金属素材もまた、使用される用途によって様々です。

サービス工事とあったら気をつけよう

外壁の塗り替えをしようと考えたとき、まず相手となるのが業者の「営業マン」。とすれば、以後順調に事が運ぶかどうかは、この営業マンにかかっている、と言っても過言ではないでしょう。その営業マンが、信頼できる人かどうか、どう見分けますか?それは、ひとえに自分の感性に頼るしかない、と言える人は別として、やはりなんとか判断できるような材料が欲しい、とお考えの人にお教えしましょう。ご自分も「外壁の塗り替え」について、ある程度の予備知識を身に付けて下さい、と言うことがまず最初です。そのうえで、いろいろなセールストークを聞いた場合は、気をつけるポイントを押さえておきましょう。

色のイメージ

「黄色」は、豊作をうかがわせるような、たわわに実った水田に降り注ぐ太陽の光、“金”も思い起こすように“希望・豊かさ”であり、信号機でも使われる“注意”を連想させる色だそうです。そして「赤」。炎であり、信号機の赤。“情熱”と共に“危険”を連想させます。「オレンジ」はどうでしょう。夕日をすぐに思い起こさせるように“温かさ・親しみ”を連想しませんか。「紫」は、“高貴・神秘的”を。“清潔さ”を連想させる一方で“空虚感”をも連想させる「白」。高級車によく使用される“高級感”と共に、ブラックホールのように、すべてを飲み込んでしまいそうな“恐怖”も感じさせる「黒」。そして、最後に「グレー」。銀色にもつながる色は、“落着き”を感じさせるためか車の塗装色ナンバーワンですが、一方で“迷い”をも感じる色と言われています。

家は機能も考えて

“機能美”という言葉もあります。身近なものとして、風圧抵抗を極力少なくした飛行機、新幹線やスポーツカー、良く手になじむ道具と大から小までいろいろありそうです。機能を究極まで追い込んでいくと、それが自然と“美”と結びついてしまう。それでは、建物についてはどうでしょう。観光地で見かける“神社仏閣”や“古民家”。こちらは、あまり色で強い印象をもたれないながら、全体で感じる美しさ。スカイツリーのような、電波塔でありながら機能美を備えた美しさ。都会でよく見かけるユニークな形をしたビル。最近は、普通の一戸建て住宅にも、美しさを感じるお洒落な家屋が増えてきたように感じます。屋外にあるからこそ、雨漏りを防止するというような機能面を備えつつ、美しさを感じる家が増えてきたのは、楽しいことではないでしょうか。

シンナーのいろいろ

塗料に使用される“溶剤”・“希釈剤”には、いろいろ種類があり、使用する塗料に適したものを、適正な配合で使用する必要があります。特に代表的な有機溶剤である“シンナー”について、少し詳しくご紹介していきます。

分類としては、①塗料用シンナー、②ラッカーシンナー、③各種専用シンナーと分けた時、それぞれの特徴等説明します。最初に、①の塗料用シンナーはペイントシンナー、ペイントうすめ液とも呼ばれるようにミネラルスピリット(脂肪族炭化水素)を主成分とし、油性系塗料、油変性合成樹脂塗料(フタル酸樹脂塗料、合成樹脂調合ペイント等)を薄めるために使用されるため、DIYで家庭用塗料の「うすめ液」でおなじみのものです。

②のラッカーシンナー(ラッカーうすめ液)と呼ばれるものは、主成分として、エステル、ケトン、アルコール、芳香族炭化水素(キシレン、トルエン等)などがあり、ラッカーを薄める際に使われるものです。塗料用シンナーと比較して溶解力が強く、乾燥も速く、特有の臭気を発生します。(家庭用塗料のラッカーうすめ液には、メタノールやトルエンなどを使用していない物が多数あります)。

③の各種専用シンナーというのは、各種塗料に適した専用シンナーを指し、塗料メーカー指定のものを指します。これは、各塗料に適したシンナーを使わないと、塗りにくかったり、塗料が分離したり固まったりすることがあり、必ずメーカー指定のシンナー使用が必要となります。

リフォームの相談先

わが家の外壁を塗り替え、あるいはリフォームをしようと思い立ったとき、「さて、どこで相談したらいいんだろう」とお悩みの方が少なくありません。というのは、外壁の塗装・リフォームを専門に行う業者をはじめ、大手ハウスメーカー、工務店、リフォーム専門店、〝住まい〟のデザイン事務所、果ては家電量販店、ホームセンターと、実にいろんな相談窓口があるからです。外壁塗装を含め、〝住まい〟のリフォームに関するトラブルが多発していることが報じられています。そのためか、安心を買うつもりで大手に相談する方も少なくありません。しかし外壁塗装・リフォームは、それぞれの顧客が生活している地域の気候風土および外壁等の〝住まい〟の状況を踏まえ、適切な塗料を選び、適切な補修を行っていかなくてはなりません。大手ハウスメーカーでも、そのハウスメーカーが建てた〝住まい〟のメンテナンスあるいはリフォームを請け負う部署があるのですが、塗装に関しては専門の業者に工事を発注するケースが多いようです。また、自分の家を建てた工務店だと頼みやすいのですが、こちらも塗装についての専門的な技術・知識がないため、塗装を下請けの業者に頼むケースがほとんどです。大手ハウスメーカーや工務店がいけない、というのではありません。ただ、万が一、工事後に塗装・リフォームの不具合が見つかった場合、責任の所在が元請けにあるのか、それとも下請けにあるのか不明になってしまうケースが少なくないのです。何より、下請けに発注するとなると中間マージンが発生してしまいます。このようなことを望まないのであれば、自分が住む地域で〝住まい〟の外壁塗装・リフォームを行っている専門業者に相談してみるのがよいでしょう。