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工業製品塗装の下地処理

金属材料からなる工業製品では、下地処理選定において、建設機械などの厚板部材は、「ブラスト処理」が多いものの、一般的には「リン酸亜鉛処理」が主流になっています。

とはいえ、廃水規制から、「ジルコニウム処理」の使用を検討に入れる必要が出てくる場合もあります。過去に多く使われていたリン酸鉄処理は、一時防錆的なもので、塗膜性能の向上にはつながらないと考えておくべきでしょう。現時点の塗装仕様では、「エポキシ電着」の上に「ポリウレタン樹脂塗料」するか、「ポリエステルメラミン樹脂焼付塗料」の上塗塗料を使用するのが高級仕様とされています。

また、上塗塗料を粉体塗料に変えると高級かつ環境対応にも優れた理想的な塗装仕様となります。工業製品に使用される金属素材もまた、使用される用途によって様々です。